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Last updates: 2002/10/30

MP-XP7210のOSはWindows XP Professionalなんでとりあえず問題ないんですが、MP-XP3210は割と問題が散見されているWindows XP Home Editionだったりして、OS入れ替えたい人が割とたくさんいる模様です。

で、MP-XP7210な筆者ですが、あのイタリックの[スタート]とか、[スタート]の下2ドットが何故か空いてしまったり、クラシック表示にしても描画エンジンはLunaと同じXMLエンジンなために動作が全体的にもったりしてしまうWinXP日本語版が大っ嫌いなもんで、Windows 2000 Professionalに載せ替えました。これはそのときの記録を元に、まとめとして書き起こしたものです。これは一種の判断基準であって、インストールの方法を手取り足取り腰取り(若くてカワユイ女性に限る)教えようと言うものではありません。そのようなチュートリアルを所望される方はこちらこちらで少し、世間の厳しさを知る必要があるようです。

# これはどう考えてもおかしいとは思うけど、OSを入れ替えた場合、メーカー保証はなくなります。ビクターの場合、悪いことにMP-XP3210をクロスアップグレードパッケージ(MS公認のHome → Professionalへのアップグレードパッケージ)でWindows XP Professionalにすることもダメなんだそうで・・・(普通有り得ないだろ、それは)。


移行にあたっての問題点

とりあえず、いくつかあります。メリットとデメリットをよく考えてから決断を。

最後のはJVCスキーな方以外にはどうでもいいことのはずですが、前2つは割と大きい問題かも知れません。筆者は気にしない(and 見なかった)ことにしています。

注意: Windows 2000 SP1〜SP3適用済みでインストールするのは構いませんが、ドライバ類インストール前にPre-SP4 Hotfix充てないでください。これを充てると、(おそらく証明書絡みの問題で) オーディオドライバがインストール不能となります。このため、インストール手順としては以下を推奨します。

  1. Windows 2000のインストール
  2. Windows 2000 SPの適用
  3. ドライバ類のインストール
  4. Windows Updateの実行 (Hotfixの適用)
  5. Security Bulletinの適用 (MS Technet)

ドライバの導入が完了していれば、それ以降のシステム修正プログラムの導入は差し支えありません。


ドライバ類の準備

ほとんどは C:\PnPDrvrs\ に用意されています。SiSのサイト等で公開されているドライバは使わないほうがいいみたいです。そもそもWin2kとWinXPのドライバモデルはほとんど一緒(違う部分もあるが戌には関係ない)なので、気にしないでWinXP用を使ってください。

ATK0100 ASUSTeK製ノートPC用のHotkeyユーティリティ。LCD輝度調整やスタンバイ/休止状態などをサポートしてくれます。
AUDIO SiS 630STのオーディオデバイス、SiS 7018 Wave用ドライバ。
LAN SiS 630STのon-board NIC、SiS 910 Fast Ethernet用ドライバ。
Modem 悪名高きLucent SoftModem AMRドライバ。
SD_Bus PCMCIAコントローラの大御所でありながら、bugが多くて特にストレージ系で固まることの多い悪名高きRicoh製SDカード用Busのドライバ。
TrackPoint IBM TrackPoint IVのドライバ・・・だけど、IBMはOEM向けには性能の悪い古いドライバしか提供しないので使うな。3.04以降がおすすめ。
VGA SiS 630ST内蔵Video用ドライバ。

それ以外に必要なものは以下のとおりです。

これらはとりあえずなくても構わないですが、VideoがPCI接続になったり、CPUが常時800MHzで動いてしまったり、スクローラが使えなくなったりします。


Windows 2000のインストール

Windows XP上からだと、例えHome EditionであってもWindows 2000 Professionalより「上位バージョン」と見なされてしまうので、インストールできません。CDブートでインストールするのが手軽です。

というか、インストールで詰まるような人はインストールしないでくださいおながいします。

# CD-ROMドライブないので等、不可。KXL-830互換CD-ROMドライブなんて腐るほどあるし、安いんだから買ってよ。お願い。


ドライバの導入

これも、出来ない人はWin2kインストール自体やめておいたほうがいいです。というか、コンピュータ使うこと自体やめたほうがいい。

デバイスマネージャ見て、推測の出来るデバイスからドライバを当ててチェックリストをつぶしていけば、最後に残ったのがなんだか分かるはずです。はい。


完了後

とりあえず、Windows Updateしてください。Officeを使ってる人はOffice Updateも。ウイルスバスターやMacAfeeのアンチウィルス製品を使ってる人はNorton AntiVirus 2002に乗り換えてください。まだ入れてないヤツは今すぐ買え。

これらはWindowsを使う上での常識です。Windows Updateしてないタコや、Office UpdateされてないOfficeからのドキュメント、インチキベンダーの嘘アンチウィルス製品(ASテクノロジよりひどいYO...)のせいで、常日頃から身に覚えのないHTML and 実行コード付きメールや穴を狙ったwormの攻撃で、非常に迷惑してます。節度ある対応をおながいします。


問題点

Hotkeyがおかしい
ACPI BIOSの実装がそもそもおかしいので、それで正常です。そもそも、BIOS開発陣が優秀なFIVA 2xxシリーズと同じキーボードを使い、同じHotkeyにしようと考えたことに無理があります。
# 露骨な嫌がらせはやめましょう。みっともないですよ。えっ、何? やだなぁ、これは自制ですよ自制。:-p
CC Converterが動かない
インストーラは腐っています。ドライバも腐ってるんで、無理矢理動かすとWindowsごとお亡くなりになります。このヘボいプログラムに強大な魅力を感じてしまった不幸な方は、そもそもWindows 2000を使わず、デフォルト状態で利用されることを強くおすすめいたします。:-p
オーディオデバイスが死ぬ
たまにドライバが認識されなくなります。Windows DDKに従って追っかけてみると、原因はハードウェア側にあるようです。JVCの回答は「Windows 2000の利用はそもそもサポート範囲外」、ASUSの回答は「知らねぇよ、だってJVCがそう実装するよう要求したんだもの」(原文を適当に翻訳) だそうで、対処法はありません。黙ってドライバを再インストールし、再起動してください。それで解決します。もしくは、オーディオデバイスなどと言うフヌけたデバイスを使わず漢ならDOS人生バカ一代で強く生き抜いてください(後半意味不明)。

まとめ

ハードウェア側の問題に、OSが引っ張られているいい例のひとつが、戌にWin2kをインストールした状態です。WinXPではそこそこ(化けの皮が剥がれない程度に)動いていますが、このようにOSを変更するとそれまで明らかにならなかった問題が露呈する場合が多々あります。これらを覚悟の上でトータルコストを計算し、Win2k導入の可否を検討したほうがいいでしょう。

通常のメーカーならば、現在入手できる範囲でOSを変更した場合の動作を可能な限り検証するものですが、どうやらJVC ASUSは違ったようで、これには次回以降は開発者の良心と人的リソースが許す限り、動作検証を行うことを強くおすすめするしかありません。これはMSのOEMライセンス契約に反してまで動作を保証をしろと言うことではなく、とりあえず一通りの動作が問題なく出来る状態であることを確認してから出荷せよと言う意味です。動作確認に関して、いいオファーなら引き受けます。ぜひご連絡を。:-)


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HTML 4.01 TransitionalだとDTD宣言していますが、全然 Valid HTML 4.01 Transitional なHTMLじゃありません。:-p

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