|
|||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
|
このツールは、小松平さんの作成されたWin32 GUIアプリケーション「fivaClkup」を、Win32 Consoleアプリケーションとして移植し、いくつかの機能拡張を行ったものです。もっと使いやすいGUIアプリケーションを求めていらっしゃる方は、みったさんの作成されたGUI版もお試しください。
オリジナル版との主な違いは、コマンドライン オプションを指定することによってSDCLKの設定を切り替えられることで、これによってスタートアップなどで自動的に設定を実行することが可能になります。
なお、このツールはFIVA 101/102/103専用で、Windows 9x/NT4/2000/XP上で動作します。
- ダウンロードする前に:
- 実行するには柏野さん作成の PCIDEBUG.DLL が必要です。
- 何が起こっても責任は持てません。人柱精神旺盛な方におすすめします。
対象: FIVA 10x
使用は自己責任の元でお願いします。Readme.txtを良く読んでからご使用ください。
[ダウンロード] fclkup-011113-004.zip; 52,565 bytes: Visual Studio 6.0向けソース付き
fivaClkup.exe を /? オプション付きで実行すると、同じものが出ます。
引数 | 意味 | 内容 |
-?, /? |
Help | オプションのヘルプを表示します。 |
-i, /i |
Information | PCIDEBUG.DLLのステータス情報を表示します |
-n, /n |
Normal | SDCLK (分周率)を /3.5 に設定します。 (規定値) |
-b, /b |
Bit | SDCLK を /3.0 に設定します。 |
-m, /m |
Medium | SDCLK を /2.5 に設定します。 |
-h, /h |
High | SDCLK を /2.0 に設定します。 (危険、動きません) |
投げやりバージョン
・・・使い方が分かりにくい、と言う意見が聞こえてくるので、一応。
- 1.
fclkup-011113-004.zip
をダウンロードする:- ダウンロードはこのページの上のほうから。
- 2. fclkup-011113-004.zip を解凍して、
fivaClkup.exe
をどこかのフォルダに放り込む:- 解凍したフォルダにある
Console
フォルダを開いて、Release
フォルダを開けば、fivaClkup.exe
があります。C:\Program Files\fivaClkup\
フォルダとかを作って、そこにチャキッと放り込んじゃってください。- 3. pcidebug.dll をダウンロードしてくる:
- 柏野さんのサイト から pcidebug.dll のページ に行って、
pdbg10.lzh
をダウンロードしてきます。- 4.
pdbg10.lzh
を解凍して、必要なファイルをfivaClkup.exe
と同じフォルダに放り込む:pdbg10.lzh
を解凍したフォルダを開くと、EXEC
フォルダがあるので、その中身のpcidbg95.vxd
,pcidebug.sys
,pcidebug.dll
の3つを、fivaClkup.exe
と同じフォルダに放り込んでください。- 5. スタートメニューのどこかから「MS-DOSプロンプト」(Win9x) または 「コマンド プロンプト」(WinNT/2k/XP) を開く:
- [スタート] - 「プログラム」 (すべてのプログラム) - 「アクセサリ」、のどこかにあります。OSによって異なるので、この辺は探してください。
- 6.
cd "さっきfivaClkup.exeを放り込んだフォルダ"
と入力して[Enter]キーを押す:- 例えば、
cd "C:\Program Files\fivaClkup"
[Enter] など。フォルダ名に空白が入っているときは、ダブルクオーテーションでくくる必要があります。成功すればC:¥WINDOWS>
などとなっていた、左端の文字列が、そのフォルダ名を含んだものに変わります。- 7. とりあえず fivaClkup.exe を実行してみる:
fivaClkup /?
と入力して[Enter]キーを押してみます。何もエラーが起こらずに、ヘルプメッセージが表示されればOKです。- 8. 実際にクロック分周率を変えてみる:
fivaClkup /m
と入力して[Enter]キーを押すと、クロック分周率が 2.5 に設定されます。Successed などと表示されれば、変更に成功しています。ちなみにfivaClkup /n
で標準状態に戻ります。液晶画面表示が乱れたり、システムが凍ってしまったら、残念ながらお使いのマシンでは、このモードでは動作しません。再起動したらfivaClkup /b
を試してみてください。- 9. クロック変更用ショートカットを作成する:
- デスクトップなどで右クリックして「新規作成」メニューをポイントすると、「ショートカット」があるので、それを選んでください。[参照...] ボタンで fivaClkup.exe を指定するか、フルパスを入力します。そして
"C:\ ... \fivaClkup.exe"
となっている最後の部分に半角スペースを空けて-m
と書き加えてください。例えば「"C:\Program Files\fivaClkup\fivaClkup.exe" -m
」などとなります。[次へ] で進んで、適切な名前を付けてください。必要ならば、標準状態用のショートカットとして「"C:\Program Files\fivaClkup\fivaClkup.exe" -n
」なものなども作っておくといいかも知れません。- 10. スタートアップに入れる、ショートカットキーを割り当てる...:
- この辺は、お好みでどうぞ。ハイバネから復帰すると、標準状態に戻ってしまうので、ご自分の操作しやすいように割り当ててください。
たぶん、これで動いたならば、OKです。システムの安定性が低いとかなら、BIOSで SDRAM CAS latency を 3T に設定したり、指定する分周率を下げてください。
[←メインへ戻る]
* | Copyright © sawara, 1998-2004. All right reserved. | URL |